中国に返還される、東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」(雌、5歳)は19日、観覧最終日を迎える。スタッフらは21日の離日に向け、名残惜しみながら、準備を進めている。 (浜崎陽介)
観覧の抽選はすでに終了。連日、当選したファンが詰めかけるパンダ舎で、シャンシャンは現在、外気を遮断した部屋にいる。動物が病気を他の国に持ち込まないようにする、検疫期間中のためだ。飼育員は防護服を着て世話をしている。輸送に向けておりから出入りする訓練も行われているという。現地までは飼育員も航空機に同乗する予定だ。
「帰らないでほしい、上野の宝なんだからお婿さんを迎えてほしかったというご意見は連日のように、多く寄せられる」と同園教育普及課の大橋直哉課長(48)は話す。1日に数十件のメールや電話があり、中国での暮らしぶりを気にする声などがあるという。
同園で生まれ、順調に育ったのは1988年のユウユウ以来で、誕生効果で2017年度の来園者数は6年ぶりに400万人を超えた。本来は2歳で返還されるはずだったが、コロナ禍などで5回延期した。
大橋さんによると、病気はほとんどせず、穏やかな性格で飼育はしやすかった。「竹のより好みは激しかったので、えさの確保は苦労させられた。リンゴが好きで、ニンジンは嫌いだった」とのエピソードを明かした。
中国では繁殖パートナーと出会うことになる。「適切な相手が見つかり、子どもが生まれるといいなと思います」と、大橋さんは願っている。
本紙は千代田区内幸町の本社1階ロビーで「ありがとう シャンシャン展」を3月6日まで開催している。本紙カメラマンが撮影した写真21点と記事のパネルなどを展示。動画も上映している。観覧無料。開館は午前10時〜午後5時(日祝日を除く)
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